多面的機能支払交付金事業
令和4年度の取り組み
阿蘇市立阿蘇西小学校の4年生は、阿蘇の草原を守るために草原の草を利用する活動として、熊本動植物園のゾウに餌をあげるための野草を刈り取ったり、牛乳パックを和紙の原料にして、その中に草原の野草を入れた野草紙を作ったりする学習を行いました。
学習後の子ども達の感想では、「自分で刈り取った草をゾウに食べさせることで、ゾウに愛着がわいてきた。」など、生きものに対して特別な思いを抱く子どももいました。
令和3年度の取り組み
阿蘇市立阿蘇小学校では、今年も5年生と6年生が草原学習に取り組みました。
5年生は草原学習の導入として、阿蘇地域の特徴である火山や草原について学び、6年生は春や秋に草原で学習を行い、野焼き・放牧・採草などが草原保全のために大切である事や、植物観察・昆虫探しを通して阿蘇の草原に生息・生育する動植物の多様さを実感することができました。
また、学習の成果として、秋の草原で子どもたちが刈り取ったススキを和紙の原料に混ぜ込み、卒業証書の紙漉きをみんなで行いました。
令和2年度の取り組み
令和2年度も、阿蘇市立阿蘇小学校の6年生の草原学習を行いました。
阿蘇の自然や環境、草原の成り立ちについて学び、その学習の成果として令和2年12月23日(水)、和紙の原料に自分たちで刈り取った草原のススキを入れ、紙漉きという手法で卒業証書になる紙を作りました。
この活動は子ども達が小学5年の秋頃から約1年かけて取り組んだ草原環境学習の一環で、子ども達は、地元の牧野で植物や昆虫観察、ススキの刈り取り、そして野焼き体験と日常では体験できない沢山の事を学びました。
令和元年度 阿蘇小学校での草原学習の取り組み
(阿蘇市草原環境保全管理協定運営委員会における活動です)
2020年1月30日(木)に阿蘇市立阿蘇小学校の6年生が、卒業証書になる和紙を、原料に自分たちで刈り取ったススキを入れて、紙漉きという手法で作りました。
この活動は子ども達が小学5年の秋頃から約1年かけて取り組んだ草原環境学習の一環で、阿蘇で生まれ育つ子ども達が、阿蘇の草原について学び、草原を守る地域の担い手や支え手としての意識を育んでほしいという思いから始まった活動です。
子ども達は、野焼きから植物観察、そしてススキの刈り取りと日常では体験できない沢山の事を学びました。