園田 るみこさん
火も怖いし、早起きも、寒いのもニガテ。 そんな私が野焼き支援のボランティアをするなんてねぇ。
真冬の早朝、阿蘇に向かって車を走らせながら 「ちょっと早すぎたかな?ワタシが一番のりね」内心ほくそ笑みながら集合場所に着くと既に数人の姿が、、、 [皆ツワモノ~!!]
初めて参加した野焼き本番では「 え ~ !!こ ん な 急 斜 面 ? 道 な い じ ゃ ん !!」野焼きする草原って、なだらか~な場所をイメージしてました。 でも火消し棒を杖代りにゼーゼー言いながら登り詰めたその先 で見た広大な草原と、火が放たれるとみるみるまっ黒な姿に変わっていく人と大自然との激しいドラマ! こうした大変な作業を続けて、この草原は維持されてきたんだ!! と知りました。
ようし頑張って私もやるぞ!それにしても、「け、煙い、、、」作業の後の火照った身体に吹き付ける風も心地いいけど、地 元のご好意で入れる温泉のありがたさは格別!!
飽きっぽいワタシが気づけばもう9年も続けてこられたのは周りの人達の支えもあるけど、何より、、、 阿蘇に恋しちゃったカナ
大好きな阿蘇の草原をこれから先もずっと守っていく活動に私の 出来る範囲で無理なくお手伝いさせて頂きますわよ!!
(草原だより 69号より)