長野 勉さん

 野焼きには現役時代より関心がありましたが、土、日が仕事の為参加できませんでした。60歳で定年退職になるとすぐに参加し、今日に至っています。

 若い頃雄大な阿蘇にいつも癒しと勇気をもらいました。今、輪地切りと野焼きという同じ志を持った仲間と同じ空間で同じ時間を共有できることに生きがいと充実感を感じています。輪地切りと野焼きは心地よい疲れはありますが、心は逆に阿蘇の山より癒しとエネルギーをもらい、さわやかな充実感で帰途につきます。牧野組合には、阿蘇の山に恩返し(恩送り)の機会を与えて下さったことに感謝しています。最後に、私の拙い短歌を歌います。

“来年もお願いしますの一言に 疲れ癒やされ 家路を急ぐ”

(草原だより 77号より)