服部 賢司さん

皆さん、こんにちは。

この草原だより読者のほとんどの方が「阿蘇」の噴火口・大カルデラ・四季の景観・春の野焼きに魅力と関心を持っておられると思います。私もその一人で、野焼きボランティアに応募したのは2001年です。

仕事を辞め、写真でも始めようと思っていた時に新聞記事を見て、雄大な阿蘇の野焼きを撮影したいと思っていたのですが、初心者研修会の日の説明で野焼きの撮影については断念せざるを得ませんでした。

また、10数年前に目にした記事に、海のプランクトンはハゲ山から流れ出た河川の水では発生しにくく、広い草原や森林を経てきた河川の水が海水と混ざって発生しやすい。とあり、熊本の海を守るには、その上流の阿蘇の草原や森林を守る必要があるのだと、阿蘇を起源とする「水」について以前より興味を持っていたのも活動に参加したきっかけでした。私事ですが、今年から町内の役員を仰せつかったため、野焼きや輪地切りの時期に行事が重なり、思うように参加が出来ず申し訳ありませんが、今後も草原や森林をはじめとする阿蘇の自然を守るために、出来る限りボランティア活動を続けていきたいと思います。宜しくお願い致します。

(草原だより 39号より)