北村道男さん

グリーンストックの野焼きボランティア募集に応じ、研修を受け現場で体験した炎のすごさに圧倒され、以来はまってしまい今日に至っています。

職業は会社員で某清涼飲料の会社で調達(購買)を担当しています。日頃は業者さんとの購入単価をめぐる熾烈な交渉が仕事といえば仕事でして、仲間の社員からは「貴方は畳の上で死ねない」と言われ、世間で言う悪徳商人かもしれません。その罪滅ぼしも含め、ストレスを解消し趣味のアウトドアーも楽しもうという魂胆で参加させて貰っています。

阿蘇に集うボランティア仲間と共に山野を駆け巡り、時として趣味をも楽しみながら草原の維持に役立てればと気楽な思いで参加しているのが幸いして今日まで続いているのではと思っています。

でも最大の喜びは地元の方が喜んで下さる事であり、感謝の言葉を頂いた時です。

世界に類を見ない阿蘇の大自然を、そして絶対後世に残さなければならないこの草原を、皆さんと一緒にこれからも守り続けましょう。

(草原だより 25号より)