帆足 俊文さん

 私は、熊本県玉名市の出身ですが、平成19年度から阿蘇の草原保全に関係する仕事に関わりはじめ、平日は阿蘇で暮らすことになりました。そして、仕事以外でもこの美しい草原に関わっていきたいと思うようになり、その年から野焼きボランティアに参加することにしました。

 ただ、参加してみると、草原を守るという大それた話とは別に、阿蘇の雄大な草原の中で汗を流して働けることが爽快でした。こんな素晴らしい風景の中で働けることが、本当に楽しいのです。作業の際には、地元の方達、リーダーの先輩方が参加者の体力も考えながら安全第一にリードしていただけますので、活動への参加を悩んでおられるみなさんも、まずは気軽に参加されてみてはいかがでしょうか。

 私もいつの間にかリーダーになり、自分自身は出席率や出来の悪さに反省ばかりですが、こんな自分でも(あまりよろしくないことですが)、リーダーの中では結構、若い方のようですので、これから先のためにも先輩方に色々と学んでいきながら、参加者の安全にはしっかりと責任をもちつつ末永く活動を続けていきたいと思っています

(草原だより 76号より)