木村 保広さん

 野焼き・輪地切り支援等に関わる皆様、こんにちは。常日頃の活動ご苦労様です。また、お疲れ様、ではなく、「お元気様です」と申し上げます。

 私は2012年2月より活動に参加し、今年で10年の節目となりました。想えば定年3年前の新聞記事に草原が野焼きボランティアに支えられ維持されていることを知り、定年になったら参加してみようと思い描いていました。しかし、その後の記事で「ボランティアも高齢化が進んでいる」ことを目にし、即活動に参加しなければと思い今日に至っています。

 今はボランティアリーダーとして、諸先輩方に教えていただく一方、一緒に活動することを通して安全大地に草原維持のお手伝いが出来ればと想っています。そのため、仕事の傍ら筋トレや毎日片道13kmの自転車通勤、趣味の登山&テント泊等で、体力低下に抗うべく身体づくりにも励んでいるところです。また野焼き支援に参加することで、春の草原の芽吹きによる緑の絨毯の様を目にし、少しは社会のお役に立ちになっているかな〜と感慨深いものがあります。

 これからしばらくは仕事を主に、「積小為大 微差が大差」を心に留め、阿蘇の草原維持活動に皆様方と共に永〜く参画していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

(草原だより 90号より)